【10月31日】「2020年度 放射線看護ベーシックトレーニング」開催のお知らせ(申込締切10月5日)
掲載日 2020.07.29
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放射線を用いる検査及び治療はますます高度化?専門分化し,放射線診療の適応範囲は年々拡大しています。看護師は放射線診療を受ける患者の看護に携わっており,近年は医療の現場だけではなく,原子力?放射線災害の際にも被災者にとって最も身近な医療の専門職として,最適な対応をすることが期待されております。しかしながら,看護基礎教育では「放射線看護」に関する教育は十分とは言えず,看護基礎教育や卒業後の継続教育でも放射線に関する学習の機会は多くはありません。
弘前大学大学院保健学研究科では,平成29年度から放射線看護教育支援センターを設置し,看護教員?看護職を対象とした研修会等を行っています。
本研修会は,平成28年度に文部科学省の「機関横断的な人材育成事業」に3年計画で採択された公益社団法人日本アイソトープ協会の「看護職の原子力?放射線教育トレーナーズトレーニング」の後継企画であり,本学主催での開催は今年で2年目となります。放射線看護関連科目を担当できる教員の育成や放射線及びその健康影響?リスクについての知識を身につけた看護職の育成が目的となっております。
興味のある方はぜひお気軽にご参加ください。
【開催日時】 令和2年10月31日(土) 13:00~17:20(質疑応答を含む)
【開催形式】 Web開催(Zoom使用予定)
【プログラム】
時間 | 内容 |
13:00~ | 開講式 |
13:10~14:10 | ●測定実習①自然放射線の理解(テキストの演習1,2,3) 放射線測定器を用いた放射線の計測と霧箱による放射線の観察 |
14:10~14:20 | 休憩 |
14:20~15:20 | ●測定実習②外部被ばくに対する防護方策(テキストの演習4) 放射線防護の基本となる事項(時間、遮蔽、距離) ※電卓使用 |
15:20~15:30 | 休憩 |
15:30~16:30 | 測定実習③移動型エックス線撮影装置の利用時の防護方策(テキストの演習5) 撮影現場における線量の把握 |
16:30~17:00 | Q&A |
17:00~17:10 | 大学院の紹介 |
17:10~17:20 | 閉講式?アンケートの依頼 |
※別途,事前学習としてeラーニングの講義を受けていただきます。
*このほか詳細は本事業HPでご確認ください。
<被ばく医療人材育成推進プロジェクトHP>
http://www.hs.hirosaki-u.ac.jp/hibakupj/
【対象者】 看護職の方,看護教育に関わる教育機関の先生方(先着20名)
【参加費】 無料
※別途テキストの購入が必要です。
「看護と放射線-放射線を正しく理解する-」
(日本アイソトープ刊行/定価1,800+税)
【申込み方法】 事前申し込み制。次の専用フォームからお申し込みください。
<放射線看護ベーシックトレーニング 申し込みフォーム>
https://forms.gle/EMzqDdr7BTij6f467
○申込み締切: 令和2年10月5日(月)
※申込先着順で定員に達し次第、お申し込み終了とさせていただきます。
【共催等】
共催:弘前大学大学院保健学研究科 放射線看護教育支援センター
京都大学医学部附属病院 総合臨床教育?研修センター/放射線部
協賛:公益社団法人日本アイソトープ協会
【お問合せ先】
弘前大学保健学研究科 総務グループ(担当:柏村)
電話: 0172-39-5518 FAX: 0172-39-5912 メール: hiro.rns@hirosaki-u.ac.jp
定員 | 看護職の方,看護教育に関わる教育機関の先生方(先着20名) |
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参加費 | 無料 ※別途テキストの購入が必要です。 |