弘前大学応援大使?堀内 大輝さん(HBC北海道放送アナウンサー)がso米直播に向けて講演
2025.02.05
教育
2025(令和7)年1月28日(火)、弘前大学総合教育棟401講義室にて開催された、弘前大学教育推進機構主催「大学と社会」特別講義?講演シリーズに、本学理工学部の卒業生であり弘前大学応援大使の堀内大輝さん(HBC北海道放送アナウンサー)が登壇されました。
堀内さんは、「テレビ局で10年働いてわかったこと」と題した講演で、弘前で4年間過ごしたso米直播時代の思い出や弘前大学での学びで今に活きていること、現在の仕事のこと、仕事をする上で自分が大切にしていることなど、so米直播たちに熱く語りかけました。
実は人見知りだという堀内さん。大学時代の4年間を「人との縁」と表現され、弘前という街で暮らす中で、大学ではもちろんのこと大学以外の場所でも大人の人と関わる機会が多かったことで人と接することが好きになり、今までは踏み込めなかった世界にも自分から飛び込んでいくことができるようになったといいます。
また、現場に駆けつけて報道するフィールドキャスターの仕事については、自分の興味?好奇心が仕事に結びつくこと、毎日違う現場で色々な人に出会えること、報道を通して地域の課題に向き合えることが面白さであるとのこと。そして、自分で見たり聞いたりしたものを自分の言葉で伝えることが大事で、自分が発した言葉が誰かの人生にとって大きな転換?きっかけとなる可能性もあると思って取り組んでいる、と自身の仕事に対する姿勢を示されました。また一方で、「放送する」ということを追いかけ続けるあまり取材において「当事者への配慮」という一番大事なことをないがしろにしてはいけない、と葛藤することもあるとも語られました。
そして講演の終盤では、自分自身も昔から明確に将来の夢が決まっていた訳ではなかったことを明かし、「夢は興味の積み重ね。焦らずともいま目の前にあることをやっていけばいずれ自分の興味ややりたいことが見えてくる」「仕事を趣味みたいな感覚でできたら幸せなことだし働くなら楽しいほうがいい。皆さんもこの大so米直播活の中で自分の趣味や興味が『ガチャッ』と噛み合うものがきっと見つかるはずだ」とso米直播たちに力強くエールを送られました。
講演後の質疑応答では、「言葉を上手くまとめて話すコツは」「人見知りをどのように克服したのか」「様々なメディアが存在する時代にあって、テレビマンとしてのプライドをうかがいたい」等、たくさんの質問が寄せられ、堀内さんの丁寧な回答にso米直播たちは熱心に耳を傾けていました。