弘前大学

弘前大学発ベンチャー?株式会社弘前こども発達支援センター(代表 斉藤まなぶ教授)が「あおもり産学官金連携イノベーションアワード2025」において「イノベーションチャレンジ賞」を受賞

2025.12.19

青森県内における先導的で優良な産学官金連携による事例を表彰する「あおもり産学官金連携イノベーションアワード2025」において、弘前大学推薦の株式会社弘前子ども発達支援センター(代表取締役 斉藤まなぶ)が「イノベーションチャレンジ賞」を受賞しました。

株式会社弘前子ども発達支援センターは、保健学研究科心理支援科学領域の斉藤まなぶ教授が代表を務める弘前大学発ベンチャーで、本学で開発した乳幼児の発達評価に関するWEBスクリーニングシステムの提供及び自治体等へのシステム導入前後の支援体制に関するコンサルテーションなどを行う会社です。

「イノベーションチャレンジ賞」は、産学官金連携による取組の成果としての優れた技術?製品?サービスが、本県の新産業?新事業創出や地域活性化に今後、期待がされる企業に送られる賞になります。

受賞は、発達早期である3歳児と5歳児を対象とした発達評価(アセスメント)を行うことができるWebスクリーニングシステムを実用化し、発達障がいリスク児の抽出精度を従来よりも大幅に向上させた点と、弘前市における2023年度のWebスクリーニングの参加者は、3歳児で100%(法定健診)、5歳児で91%(任意健診)に及び、小児科をはじめとする専門職のリソースが少ない青森県において、乳幼児健診での発達障がいの早期発見と早期支援の普及に貢献した、という点が評価されました。

本学は、乳幼児WEBスクリーニングシステムの特許申請?登録支援を行うとともに、JST「社会還元加速プログラム(SCORE)大学推進型事業」への申請採択?起業伴走支援を経て、起業後、大学発ベンチャーとして認定しています。

授賞式は、2025(令和7)年12月10日(水)に開催された「あおもり産学官金共創フォーラム」内で行われました。

関連リンク

■「あおもり産学官金連携イノベーションアワード2025」受賞者紹介(青森県庁ホームページ)
https://www.pref.aomori.lg.jp/soshiki/sangyo/innovation/sangakukankin-award2025_awardee.html

■株式会社弘前子ども発達支援センターホームページ
https://hirokoha.com/

受賞スピーチする斉藤まなぶ教授

受賞スピーチする斉藤まなぶ教授

記念撮影の様子

記念撮影の様子

会場内展示ブースの様子

会場内展示ブースの様子