弘前大学

国立ザンビア大学(南部アフリカ)人文社会科学部を教員2名が訪問

2018.10.03

2018年9月4日および5日、人文社会科学部教授の杉山祐子、同学部講師の白石壮一郎(いずれも地域行動コース)が、南部アフリカにあるザンビア共和国の、国立ザンビア大学を訪問しました。訪問先はそれぞれ、人文社会科学部および国際連携?渉外部局の以下の方々でした。
? Dr. Hambaba Jimaima (Acting Dean; School of Humanities and Social Sciences)
? Dr. Mwanza Jason (Lecturer; School of Humanities and Social Sciences)
? Ms. Patricia Mwila Sakala, MPA (Vice-Chancellor’s Unit; Manager of International Link & Liason)
ジマイマ博士(社会言語学専攻)、ムワンザ博士(社会学?人類学専攻)、サカラさん(行政学修士)ともに、研究交流?教育交流の可能性について、両大学の人文社会科学部が中心となって始めることは有意義であり、さらに将来、全学的な交流につながるようぜひすすめていきたい、と積極的見解を述べてくださいました。
ザンビア共和国を対象とした日本人研究者による学術交流は、1980年代以降すすめられてきました。人類学の現地調査を開拓したのは、故?掛谷誠(1987?1990年人文学部在籍)、杉山祐子(1992年? 人文学部?人文社会科学部在籍)、そして今井一郎(1984?1999年人文学部在籍)ら弘前大学所属の研究者たちでした。今回の訪問先でも、この歴史に対してじゅうぶんな敬意を表していただきました。
なお、今回の訪問にあたっては、北海道大学アフリカルサカオフィスに、訪問先の照会、当日案内など、たいへんお世話になりました。

(右から)ハンババ?ジマイマ学部長代行、杉山、北海道大学ルサカオフィスの成澤徳子博士、白石