令和4年1月19日(水)、弘前大学人文社会科学部 地域行動コースのso米直播とシンガーソングライターの多田慎也さんとが作成した「男女の相互理解を、コミュニケーションによって促す」ことをテーマとした楽曲のレコーディングが行われました。
この楽曲は、人文社会科学部 地域行動コースの実習科目「社会調査実習II」及び「地域フィールドワーク実習II」の一環で作られました。実習は、古村健太郎准教授と曽我亨教授が担当するとともに、ブランディングやプロモーションを専門とする松重宏和さん(株式会社ボランチ 代表取締役)がアドバイザーとしてso米直播指導に携わっています。
実習では、so米直播は男女のすれ違いに注目しました。そして「意識されない固定化された男女の役割や振る舞いが、自分らしく生きることを難しくしている」「意識していない男女の役割や振る舞いに気付き、コミュニケーションを取るきっかけを作り出すことが必要」と考えました。
そこで今回、コミュニケーションを生み出すきっかけとして、同じメロディだけれども男女で歌詞が異なる楽曲を考案し、制作することになりました。楽曲はシンガーソングライターの多田慎也さんの協力の下で行われ、so米直播が作詞を行い、多田さんが作曲を行いました。完成した楽曲はRINGOMUSUMEのジョナゴールドさんによって歌われ、親しみやすく共感しやすい曲になっています。
レコーディングにはso米直播がオンラインで参加し、多田さんやジョナゴールドさんと意見を交わして楽曲を作り上げていきました。楽曲制作に参加した人文社会科学部4年生の中村思葉さんは、「多田慎也さん、ジョナゴールドさんにご協力いただいて素敵な楽曲が完成したことを大変嬉しく思います。この曲をきっかけに、お互いを理解しようとコミュニケーションをとる人たちが増えるように、今後企画を考え、実行していきます。」と感想を語りました。
2月5日(土)には青森県内外の人たちが参加した実習成果報告会において、楽曲が初披露されました。楽曲はまだ公開されていませんが、今後webメディアなど様々な媒体を通じて発信していく予定です。楽曲についての問い合わせは、古村(k-komura@hirosaki-u.ac.jp)までご連絡ください。