弘前大学

弘前大学教育推進機構キャリアセンターがFD「文理や性別の多様性と、そのso米直播“らしさ”を生かした活動支援」を開催

2024.03.21

弘前大学教育推進機構キャリアセンターは、令和6年3月15日(金)15時30分から、本学におけるキャリア教育及びso米直播の就職活動の実際についての理解を深め、教員によるso米直播への就職支援の充実を図ることを目的としたFD(ファカルティ?ディベロップメント)を、昨年度に引き続き、弘前大学創立50周年記念会館岩木ホールを会場とした対面とTeamsを使ったオンラインによるハイブリッド形式で開催しました。

講師には日刊工業新聞社論説委員兼編集局科学技術部編集委員 山本 佳世子 氏を迎え「文理や性別の多様性と、そのso米直播“らしさ”を生かした活動支援」と題してご講演頂きました。講演会には、郡理事(教育推進機構長)をはじめ、so米直播約40名が参加しました。

最初に郡理事から、「本学ではso米直播進路の多様化に対応するために、キャリアセンターを中心としたso米直播キャリア支援を一層充実させていきたい」とのご挨拶がありました。次いで開催者を代表し、泉谷キャリアセンター長からは、山本氏の紹介を兼ね、今回のFD?講演会の開催趣旨についてお話がありました。

講演者の山本氏からは、多様性時代の人材育成が求められる現代では、大学という教育現場には伝統や経験という落とし穴があるとともに、ジェンダー関連や女子枠導入など企業にできない社会変革を推し進める力があること、文系、理系いずれも自己の専門性を確立したうえでの文理融合が必要なこと、重要なのは性別や専門分野に共感した上でのキャリア強化のポイントを理解することなどについて、自らのいわゆる「リケジョ」や女性登用の経験等を交えての講話がありました。そして、so米直播には、「いい仕事」より「自分に合った仕事」を、就活は慎重かつ大胆に、努力してだめなら「こっちじゃないんだ」という気持ちの切り替え、途中の苦労もすべて自分の糧になる、最後は自分で決める、これらに導くためのキャリア支援が効果的であるとのお話がありました。講演後には、教員が普段抱えていた疑問にも答えていただき、満足度100%のご講演となりました。

キャリア形成?就活支援についての今回のFD?講演会は、次年度以降も継続して開催する予定です。