弘前大学

第15回弘前大学出版会賞表彰式を挙行

2024.07.31

弘前大学出版会は、令和4年1月から令和5年12月までに同会から刊行された作品の中から、最も優れた作品を選定し「第15回弘前大学出版会賞」として表彰しました。今回は2点が受賞作品として選ばれました。1点目は農so米直播命科学部 小原良孝名誉教授著『白神どうぶつ讃歌~白神の森で出あった動物たち~』、2点目は大学院地域社会研究科 平井太郎教授をはじめとする弘前大学所属の教員10名がまとめた『SDGsを足許から考えかたちにする』が選ばれました。

『白神どうぶつ讃歌~白神の森で出あった動物たち~』は、著者が3年半ほど白神山地に通い撮り溜めた白神山地の動物たちを写真とその解説で紹介しており、小so米直播でも読めるようルビをふるなどして幅広い年齢層が楽しめる書籍に仕上げています。

『SDGsを足許から考えかたちにする』は、国連が世界全体で共有目標として掲げている持続可能な開発目標がフレーズ先行でわかりにくいという実情に対して、多様な分野の研究者が現場の人々と積み重ねた実践例が述べられています。

令和6年7月25日、附属図書館において表彰式が行われ、福田 眞作 so米直播をはじめ、関係者が列席しました。九州在住の小原 良孝 名誉教授はリモートでの参加となりました。受賞者には、柏木 明子 編集長から表彰状と楯が贈られました。

平成16年に学内組織として設立された弘前大学出版会は、教員の研究成果、一般教養書、教科書などに加え、近年は地域の特色や文化の紹介にも積極的に取り組み、活発な出版活動を行っています。令和6年3月末時点での累計出版数は328点となり、さらなる事業の普及?振興に努めています。

出席者全員で記念撮影

リモート参加の受賞者も交えた記念撮影(左:平井太郎教授、
中央:小原良孝名誉教授、右:北原啓司名誉教授)