弘前大学と弘前市は、2025(令和7)年5月21日(水)から26日(月)までの6日間、岩木文化センター あそべーる(弘前市)において、令和7年度「弘前市いきいき健診」を実施しています。
本健診は、弘前市民の健康寿命の延伸を目的に弘前大学と弘前市が共同で実施しており、「健康長寿社会の実現を目指す大規模認知症コホート研究(日本医療研究開発機構(AMED採択研究))」の一環として2016(平成28)年より開始しました。
対象は65歳以上の弘前市民で、2016?2017(平成28?29)年度に実施したベースライン調査をもとに、2年ごとの追跡調査を行い、全体で10年間にわたって健診を行います。今年度は、平成29年度に初回の健診を受けた方を対象とした4回目の追跡調査となり、期間中は925名の参加を予定しています。
健診初日となる5月21日(水)には、市民85名が参加。会場には、身長?体重?体組成測定をはじめ、骨密度、味覚、歩行速度、認知機能など17項目の検査ブースが設けられ、受診者は各ブースを回りながら、自身の健康状態を確認していました。
統括を務める健康未来イノベーションセンター 三上 達也 センター長は今日の健診を振り返り、「参加者の方をあまりお待たせすることなくスムーズに運営できているので、安心しています。参加される方の多くが73歳以上とご高齢ですので、安全面には十分に配慮しながら、皆さまに笑顔で元気にお帰りいただけるよう努めています。そして、2年後に『また健診を受けたい』と思っていただけるよう、今日からの6日間しっかりと運営していきたいです。」と話しました。
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