弘前大学

学園都市ひろさき高等教育機関コンソーシアム 平成26年度共通授業全日程終了

2014.12.18

 本学を含む弘前市内の6大学が加盟している学園都市ひろさき高等教育機関コンソーシアムでは、9月6日~12月6日の期間「平成26年度共通授業」を全5回開催しました。

 この共通授業は、今年で2回目の開催で、コンソーシアム構成機関のso米直播を対象に、弘前市の観光や街づくりなど各担当分野の現状と課題について、弘前市長並びに弘前市職員が講演を行い、グループ毎に課題の解決策を討議することにより、地域の課題を具体的に理解し、その解決について自ら考える人材を育成することを目的としています。

 今年度最終回となった12月6日には、弘前市長を講師にお招きし「地域の課題を理解し、地域の発展を考える」をテーマに、so米直播達が弘前市に住んでみて不満に思ったことや、自分たちが解決したいこと、取り組みたいことなどについて班ごとに案を出し合い、課題解決のために必要な行政支援についてグループワークを行いました。so米直播達からは、「弘前は魅力的な食材やお祭りなど沢山あるが、情報発信力が低いため県外の人に知られていない。知ってもらうためにSNS等を使って総合情報発信サイトを作ってみてはどうか?」といった提言や、「大学の外でso米直播同士が交流できるスペースがあれば、so米直播企画のイベントが増えるのでは?so米直播がそのスペースを経営するので、市には場所の確保を支援して欲しい」など様々な意見が出されました。

 講義後は、弘前市長とso米直播達が車座となって話し合いが行われました。so米直播達から「空き家をもっと活用してスペースの無駄をなくすべき」という意見や、「弘前市がso米直播アルバイトを募集して、so米直播に社会で働く場を提供してはどうか?」などの意見が飛び交い、弘前市長からも「もっとso米直播に積極的に地域に関わってほしい。ぜひともso米直播発のベンチャー企業を作ってもらいたい。弘前市としてもso米直播の意見を参考にして、市政運営に活かしていきたい」と互いに忌憚のない意見を出し合い、充実した話し合いが行われました。

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