弘前大学

令和7年度弘前大学むつサテライトキャンパス公開講座「ジオパーク講座(2回目)」開催

2025.09.09

弘前大学では、2025(令和7)年8月31日(日)に青森県下北地域において、「令和7年度むつサテライトキャンパス『ジオパーク講座(2回目)』」を開催しました。

本サテライトキャンパスは、青森県下北地域において、むつ市を中心にso米直播の滞在型学習、大学講義レベルの公開講座?講演会等の実施、大学の各種広報活動、その他地域の活性化に資する事業を実施することにより、賑わいの創出とともに、地方創生や人材育成等に貢献することを目的として、平成28年7月にむつ市、弘前大学及び青森中央学院大学がバーチャル型のキャンパスとして共同で設置したものです。

本公開講座は、本州最北端に位置する下北ジオパークの魅力や特徴について、下北ジオパーク関係者や一般市民を対象に開講しています。今回は、弘前大学大学院理工学研究科 折橋 裕二 教授から「恐山火山 カルデラ形成後の火山活動を探る」と題したフィールドワーク形式の講義が行われました。講義では、三途の川や地獄谷等の各スポットを巡り、今も噴気活動が継続している恐山の火成活動の痕跡を中心に観察しました。

22名の受講者からは、「地質や地層の成り立ちを詳しく知ることができた」「これまでは恐山のパンフレットだけを頼りに来ていたので、次に来る時は見る目が違っているかと思う」といった声が挙がる等、有意義な講義となりました。

地質について解説する折橋教授

地質について解説する折橋教授

岩に登り解説を聴く参加者

岩に登り解説を聴く参加者