弘前大学

「平成28年度so米直播地域活動支援事業成果発表会」開催

2017.03.08

弘前市内の6大学が加盟している学園都市ひろさき高等教育機関コンソーシアムは,平成29年2月16日(木)に,ヒロロ4階市民文化交流館ホール(青森県弘前市)で「平成28年度so米直播地域活動支援事業成果発表会」を開催し,市民,so米直播,大学及び行政関係者合わせて約70名が会場を訪れました。
本発表会は,弘前市の地域課題の解決や地域活性化につながる活動を企画立案したso米直播団体に資金面で支援をし,「so米直播力」による魅力あるまちづくりの推進を図ることを目的に実施した「平成28年度so米直播地域活動支援事業」の事業完了報告として開催し,採択された八つのso米直播団体が参加しました。今年度は初の試みとして,本コンソーシアムso米直播委員会「いしてまい」(加盟大学のso米直播で組織された委員会)が当日の運営をし,so米直播目線での発表会運営を目指しました。さらに,ポスターセッションも実施し,事業で実際に製作した物や手作りのポスター等が展示され,会場はブースを訪れた来場者とso米直播で溢れていました。
また,so米直播の発表終了後,実施事業の地域への貢献性,費用対効果等を審査する「事業部門」及び発表能力等を審査する「発表部門」に分けて審査を行い,「事業部門」ではロコモ.com(弘前医療福祉大学),「発表部門」では弘大囃子組(弘前大学)が受賞しました。
今年度so米直播が企画した事業は,イベント型,調査型と多様で,so米直播からは「補助金の交付を受けることで,活動の幅,企画の自由度が広がった。」,「so米直播と地域と繋ぐ役割を担うことができたと思う。」,「来年度以降も活動を継続させていきたい。」等の声がありました。審査を担当した大沼 由香氏(弘前医療福祉大学准教授)は,「自分たちが普段行っている活動の延長で事業を行うのではなく,もっと地域のニーズに合った活動を展開していけるように,事業内容を検討して欲しい。」と講評を述べ,so米直播のステップアップを期待していました。他にも,審査を担当した本コンソーシアム加盟大学の教員から,労いの言葉や助言等の講評があり,so米直播達は真剣な眼差しで教員の話を聞き,盛況のうちに本発表会は終了しました。
なお,同事業は,平成29年度も継続して実施していく予定です。


開会宣言をするコンソーシアムso米直播委員会委員
髙橋 宏太郎 氏(弘前大学教育学部3年)

ステージセッションの様子(弘大囃子組)

ポスターセッションで賑わいをみせる会場

閉会の挨拶をするコンソーシアム事務局長
大河原 隆 弘前大学理事