弘前大学

「りんご和紙」を用いた弘前大学ねぷたのカプセルトイが発売されました

2024.07.08

2024(令和6)年7月5日(金)、「りんご和紙」を用いた弘前大学ねぷたのカプセルトイが発売され、オープンイノベーションプラザにて記者説明会が行われました。

記者説明会には、本商品を製品化した弘前大学発のベンチャー企業である「合同会社 美枝紙(みえし)」の代表社員 山科 則之 氏(弘前大学研究?イノベーション推進機構 講師)のほか、弘前大学教育学部 廣瀬 孝 准教授、津軽伝統ねぷた絵師 聖龍院 龍仙 先生、弘前大学ねぷた実行委員会 三上 豊 委員長が参加しました。

記者説明を行う山科氏

(右から)弘前大学教育学部 廣瀬准教授、津軽伝統ねぷた絵師 聖龍院 龍仙 先生、弘前大学ねぷた実行委員会 三上委員長

本商品は、地域の未利用資源であるりんごの剪定枝などの木材を原料にしたりんご和紙「りんご美枝紙(みえし)」を使用し、実際に描かれた令和2年度~5年度までの弘前大学ねぷたを再現。その中でも、令和3年度~4年度のねぷた絵については、新型コロナウイルスの影響により運行や展示を行うことなく弘前大学附属図書館に保管していたもので、今回の商品化で初公開となる「幻のねぷた絵」になります。

今回発売されたカプセルトイは組立式となっており、制作時間の目安は20~30分程度。また、同梱されているライトを入れると“光る”しかけもあり、高さ約6.5cm、幅約5cmとコンパクトながらも、本物のねぷたを思わせる仕上がりとなっています。

山科氏は「ねぷたのカプセルトイはお土産としても手頃な大きさ。地元の方や観光客はもちろん、海外の方にも購入してほしい」と語りました。また、1989(平成2)年から35年間、弘前大学のねぷた絵を描いている聖龍院 龍仙 先生は、「細部まで手が込んでおり、最高の出来栄え。こういう形で自分の描いたねぷたが残っていくのは本当にありがたい」と喜びを語りました。

カプセルトイの価格は1個1,650円(税込み)で、レジで専用メダルを購入することで回すことが出来ます。カプセルトイの設置場所は、現時点で弘前大so米直播協のSHAREA店(文京町キャンパス)並びに弘前大so米直播協FERIO店(本町キャンパス)の2箇所となりますが、順次設置場所を増やしていく予定です。

弘前大so米直播協SHAREA店に設置されたカプセルトイ

早速カプセルトイを購入する方も

【関連リンク】
合同会社 美枝紙(みえし)ホームページ:https://www.big-advance.site/c/188/1303